珊瑚のお話しとお願い
宮古島は珊瑚が隆起してできた島なのはご存知でしょうか。
また、宮古島の白い砂浜はなぜ白いのかもご存知でしょうか?それは、砕けた珊瑚が白い砂浜を作り、珊瑚が海水を浄化することで青い海が保てているのです。
珊瑚はとてもデリケートなため、海水の温度が2℃上昇するだけで白化し死滅してしまうと言われています。そのために地球温暖化対策は珊瑚を守るためには有用とされています。
宮古島の珊瑚は白化や死滅が急激に進行しています。なぜ白化や死滅が進行しているのか?
まず一つに挙げられるのがオニヒトデです。オニヒトデのトゲは人間に刺されば最悪の場合死に至るとされています。オニヒトデは珊瑚を食い荒らすことから、宮古島では漁業組合やマリンショプ、個人のボランティアの方々が駆除を行ってくれているおかげで珊瑚が美しく保たれていますが、それでも珊瑚の白化や死滅は進行しているのが現状です。
そして珊瑚の白化や死滅の大部分が人間によるものだと言われています。地球温暖化もそうですが、海にゴミを捨てたり、山や川から流れ出た土砂や農薬、海水浴をされる人間のノンケミカルでない日焼け止めや化粧品の有害成分、珊瑚に立つ、蹴る、触るといった人間の行いが珊瑚の白化や死滅に繋がっているのです。
&SEAでは、珊瑚を守るためにもお客様にロングフィンをレンタルする際には珊瑚に立たない、蹴らない、触らないの「3ナイ」を呼びかけさせていただいております。「ノータッチ珊瑚」運動へのご協力を心よりお願い申し上げます。